勝手気ままな花屋の番長が 苦悩しながら創作した作品を恥ずかしげもなく公開するずうずうしい日記


by 番長

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初体験だった。

今日店が終わってから
友人がうちの病院に入院してるので
見舞いに行きました。


相部屋の他の方はすべて外泊だったので
ほぼ個室(笑

いや~一時間半はいたかな~。
話し込んじゃったら
止らなくなっちゃって(笑


笑っちゃいけないのに
笑わせてしまって可愛そうなことしたり(笑


そんでもって
途中夕食が運ばれてきたんですが
術後なのでほとんど流動食で・・・
見てみたら なんだか・・食欲をそそるようなものでなくですね
色といい器といい・・

友人はあんまいらないというので
空腹だったワタクシは
「少し食べてもいい?」とずうずうしく(いえ腹が鳴ってしまい このままでは音が聞こえて恥ずかしいので何か腹に入れなければと・・汗)←病人の食事をもらう方が恥ずかしいわ。


病人食
初めて食べました(笑


・・・・。

うう~ん
味は悪くないんですが・・
これならいっそ真っ暗で食べた方が
イメ-ジしながら味だけ楽しめたかも。

友人と食事は視覚で半分してるんだな~と
納得してしまいました(笑

これが例えば
ランチョンに乗って 色の濃い器に盛られてたり
少しだけの色つけに 小さな葉っぱとか乗ってたり
香り付けや風味をつけるためのふりかけとかゴマとか紫蘇とかあったら
全然違うだろうにな~。。

な~んてちょっと考えてしまいました(笑
今度ふりかけを差し入れようかと思います。

でもこの病院食
ワタクシが一週間やったら
激やせすんだろうな(笑

・・・・(ニヤニヤ)※いや 腹減って寝れないだろ多分。


入院してるとき
一番してほしいことってなんだろ。
人にも寄るんだろうけど・・
もちろん 風呂入りたいとか
あれ食べたいとかあるだろうけど
そういうことじゃなくて。



・・・・。

いややっぱり
なるべく 顔を見に行くことが
いいんかな~とか
ふと思いました(笑
病状にもよるかと思うけど。


見舞いの花を売ってる側として
言うのもなんですけど

花よりもまず
「会いに行くこと」
それ以上に必要なものが
あるとは思えない。

そして
会えないときの手段として
その代弁を花ができたらいいなと
思ったり。

けどそれは
管理のできない形だけのものじゃなく
たった一輪の花を入れる
小さな花瓶


見舞い花は
量じゃない。

その人の好きな色
その人の好きな花

それを受ける器


ああ何かが沸いてきた。







初体験だった。_c0102228_21545510.jpg
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初体験だった。_c0102228_2155681.jpg

紅華と紅白水引の魔除けしめ縄  3150円
by sana4413 | 2008-12-13 22:17 | Comments(4)
Commented by 大ちゃん at 2008-12-14 22:06 x
お見舞いはやはり顔を見せて差し上げるのが一番なのではないかと思います。

私もジャンクフードは好きですが、ジャンク皿は嫌いです。
カップヌードルも陶器の入れ物で食べています。
病院なのだから、もう少し考えてくれれば、、、とも思いますが、経営も大変なのかと思います。

福祉がもっと充実してくれたら、、、。
Commented by sana4413 at 2008-12-15 21:03
大ちゃんさん

そうですな~
本当にそう思います。

お見舞いって
見舞う人の状況によっては
「会いずらいな~」とか「何を話したら~」とか
いろいろ考えるんですが・・

なんというか
いろいろ考える前に
行くことなのかな~と。
話はそれからですな(笑

器とかそういうのって
まあ病院側に求めるのは酷だけれど
せめて
自分で用意したり差し入れたりしてもいいのじゃないかな~と思ったり。
いま ちょっといろんなこと考えてます(笑
Commented by 赤ダルマ at 2008-12-29 04:14 x
生意気にもコメントを…
本来なら、会いに行きたい、会いに行くべき…だとは思うのですが、番長の言うとおり、その方の病状や心情にもよるのだと思います。私は9年前に父をガンで亡くしていますが、父も母も超親しい友人が見舞いたいと言う時、「今日」は会いたくない、「今日」は遠慮して欲しいという日がありました。いつもいつもワイワイ楽しく過ごしてきた仲間の夫妻達には治療中のこの瞬間の自分たちを見て欲しくない、という瞬間があったようです。同じように、現在、私の大切な大切な友人(ちょっと年配)が大きな病気と闘っています。超仲良しの仲間がいるのですが、どうやらあの当時の私の両親と同じ気持ちでいるようなのです。彼女は私達に「待っていて欲しい」と繰り返すのです。ずっとずっと彼女を想いながら、待っているところです。時期が来たら、番長にお花を作ってもらって、会いに行きたいと思っています。これは私個人が感じたことだから、皆さんに当てはまる訳ではないと思うけれど、どんな時でも、見舞われる方の心情を察することって大切だと思います。
最後に…私が患者さんだったら、やはり顔を見せてもらえるのが何よりも嬉しいのではないかと思ったりもするのですが…
Commented by 番長 at 2008-12-29 07:21 x
レッド様

確かに。(頷)
確かに病状やその人の考え方にもよります。

昔ワタクシも
自分のエゴのため
相手の病状を考える以前に

自分が会いたいために
重い病の人を見舞ったことがあります。

そのとき
相手の姿を見たとき
ワタクシは自分のエゴを知りました。

ただ会いたかっただけだが
相手は
その変わり果てた姿を
見られることが とても苦痛だったと思う。
だから
やはり状況によりです。

この場合の友人は
命に関わることはない病気でしたが
とても精神的に衝撃が大きい病気でしたので
そう思いました。


難しい・・(苦笑